2014年4月27日日曜日

昔一緒に働いた子との会話 パート4

私 「 70、80代のおばあちゃん達が 今でもパーマをかけるじゃない? 」

Aちゃん 「 かけますね 」

私 「 なぜだか わかる? 」

大変遅くなりましたが 前回のつづき(忘れた方は再度見てください)


Aちゃん 「 なぜですか? 」



私 「 それは パーマをかけることでしか得られない ボリュームアップ

 髪の弾力や質感の変化することの良さやその楽しさを よく知ってるんだよね。。 」




Aちゃん 「 ・・・・・・ 」




私 「 髪も 加齢によって しだいに弾力やコシも落ちてくるから 


 ボリュームをパーマによって上げたほうが良い人って 潜在的にたくさんいるんだけど


 皆 白髪をカバーするカラーリングで 髪の加齢対策終了 の人ばかり。。 」




Aちゃん 「 確かに パーマはかけなくても 白髪は染めますよね。。 」




私 「 ウェーブの魅力(リッジのしっかり効いたボリュームや質感)に気が付かない

 普通の人達に ウェーブの魅力を再認識してもらう大チャンスが スウーッと 

 音もなく通り過ぎて行った。。 (泣) 」




Aちゃん 「 ....... 」



私 「 たとえ永作のようなウェーブパーマヘアの魅力や面白さに 直で気が付かなくとも

 ウェーブパーマをかけた人が 街に増えてくると その人の髪型を見て

 あ なんか 意外に良いかも  私もちょっとやってみようかな?と続く人が出てくるでしょ  」




Aちゃん 「 はい 」




私 「 最初モノ珍しかった髪型が 見慣れて 一般化して 誰しもやることが出来る

 良い意味で普通になってくる 」



Aちゃん 「 (ウンウン) 」




私 「 いつしか パーマかけてない人 だれもいない?? ってな勢いで

 その髪型がいっぱいになってくる 」




Aちゃん 「 (ウンウン) 」




私 「 んで さらに微妙な違いや さまざまなアレンジが出現して さらに熱がヒートアップする 」




Aちゃん 「 (ウンウン) 」



私 「 差を作り出すための 新しい道具や器具などのツールも開発、充実し 


 薬剤、スタイリング剤もドンドンリリースされてくる!! 」




Aちゃん 「 (ウンウン ウンウン) 」




私 「 そして 違いがもうないというか 出尽くした頃 やりつくした結果

 もう そろそろ ウェーブはいいじゃない? そんな お腹イッパイになる頃合いには 

 次の新しい 何かが生み出されている! 」



Aちゃん 「 (ウンウン ウンウン) 」




私 「 そして また その新しい何かに 夢中になって行く!! 」




Aちゃん 「 そうそう! そうなんですよ!! 前はそんな感じで 面白かったんですよねー 」




私 「 Aちゃんが パザパでバイトしてた時は 美容室が美容師ブームのバブルの転換期で

業界がめまぐるしく ダイナミックに変わっていて 楽しかったもんね 」




Aちゃん 「 めっちゃ 楽しかったです! 」





私 「 ホントは タレントや有名人が目につくスタイルやると 起爆剤になるんだよね 」




Aちゃん 「 起爆剤ですか? 」




私 「 テレビや雑誌などに出ている 一般人からみれば 

 ステイタスがある有名人がやっている髪型は 受け入れやすいもの 」



Aちゃん 「 ・・・・・・ 」




私 「 そのヘアスタイル自体の価値判断が出来なくても


 タレントの価値と一緒に 受け入れることは たやすいからね


 見慣れない髪型が 一気に普及して普通になる。。(トライするハードルが下がる)」




Aちゃん 「 ま そーですね。。 」




私 「 でも それを作ろうとする美容師の絶対数が少ないと 普及することはないんだろうね 」





Aちゃん 「 ・・・・・(涙) 」




私 「 ・・・・・ 」




Aちゃん 「 ・・・・・ 」




私 「 昔さ 美容室は パーマ屋と 呼ばれたでしょ? 」




つづく




2014年4月23日水曜日

美容師の実力とは・・・ パート1


FB Messenger でのメッセージのやりとりから抜粋




私 ⇒


美容師でカットモデルになってくれる人 誰か知り合いでいないかな? 




Yさん ⇒


美容師は現役ですか?

スタイリスト限定ですか?

私の周りの美容師さんはだいたい子育て中で。




私 ⇒


カットモデルやってもらうなら 素人よりも美容師の方が厳しい目で評価してもらえるから

ある種の緊張感の伴った真剣なトレーニングをすることで自分の技術力の限界を突破して、

さらにポテンシャルを引き出すことを目的にトレーニングしたいんだわ。。

それで美容師の髪を 切りたいのよ

現役の美容師の方が より緊張感はあるから好ましいけど
(実力があるスタイリストであれば あるほどね)

でもいなければ 別にこだわらないよ

その人の知り合いに もし現役の美容師がいれば紹介してもらえれば良いしね。。





Yさん ⇒


そういうことですか?
美容師の知り合いは いるので話をすることは出来ますよ(^^)

場所はパザパで良いですか?
日程は要相談って感じですか?




美容師の実力ってなんなのかなぁっていつも思います?


理屈、技術、話術、相性、信頼色々ですよね。




私 ⇒


日程は相談だね 日中なら基本火曜日 直近では 次の火曜の午前中かな それか 営業終了ごの夜の時間だね




Yさん ⇒


次の火曜の午前中、
専門の同級生のMちゃん行けます

パザパのBBQに行ったことあるので、面識あると思います。

○○でも一緒(別店舗)に働いてました。
今は子育て中で、私と同じくらい美容師やってません。

当日保育園のお迎えがあるので、遅くても13時には帰ります。




私 ⇒


お~~ (^O^)サンキュー 了解です!




Yさん ⇒


パザパに何時ですか?




私 ⇒


9時スタートできます?




Yさん ⇒


了解です?
私もお邪魔します(^^)




私 ⇒


OK




美容師の実力についてだけど・・・


技術者、スペシャリストである以上
 
基本 技術のクオリティの追求に重きを置いてるけどね(私の場合)





そんなに 難しく考えなくても

美容師の売り物は根本は何?ってことをシンプルに考えればよいのよ





美容師の提供するものって


ヘアスタイルを作る技術でしょ?

(会話して 話術でお金もらってないよね)





技術を高めるためには 当然理屈もわからんと高まらないから
ロジックを学び 理屈理論に明るくなってくる

技術をスムーズに提供するうえで 解説説明するためには、当然クライアントである顧客と良い関係やコミュニケーションをするスキルである話術も必要になる。
(世間話してお客のテンションを上げるのも商品提供をスムーズに行う為が本質で、世間話すること自体が目的ではない、だから必要でない人には一切話しないで技術に没頭する)

高い技術力を有するからこそ さらに高い技術力を追い求めること、そこにひたむきに精進している姿勢にお客さんも信頼、尊敬してくれ 離れずについてきてくれる。こちらもそんなクライアントのために本気で頑張り続けることで、信頼も自然と築いていける

相性にしたって 美容師だって人間だから合わない人もいるからね
お客が店を選ぶように こちらが自分に合ったお客を選ぶことで初めて相性の良い相思相愛の関係が築けるんじゃない?

人が100人いたら いろんなタイプの人がいるでしょ?
全ての人と 仲の良いお友達になれないと一緒で、ヘアスタイルに対して 美容室に対しての価値観も人それぞれ

私の場合、美容師をリスペクトしてくれない人には気持ちよく仕事なんて出来ないよ
(どんなに合わないタイプの人でも、やれば売り上げにはなるかもしれないけど)

それに価値観、相性の合わない人には 無理に来てもらわずにその人に合った美容室に行ってもらった方がお互い良いでしょ?

お客を選べる立場になるためにも そこでしか受けられない本物の技術力があって初めて成立する。なければ無理だと思うよ





美容師の能力っていろいろあるように見えるけど 

技術を高めていくこと そこを純粋にシンプルに追求することで

他は 後から ついてくるから



だけど 技術力だけは

他の能力を高める努力をしても手に入らない


話術を磨き 丁寧で心をつかむ会話をいくらしても、難易度の高い髪質や骨格に対してクオリティの高い似合うコンプレックスを解消するヘアスタイルは提供する技術力が身につきはしない。。


理屈をいくらあれこれ勉強しているだけでは 技術テクニックは上達しない。。


様々なタイプの人に合わせる接客を いろいろしたところで、本当に相性の合うってことになるわけないし 当然様々なタイプの人の魅力を引き出すデザイン性の高いヘアスタイルを提供する技術力は高まらない。。


信頼っを勝ち取ろうと気を使ってあくせくしたところで、他の美容師に出来ないような 本物のプロとして信頼してもらえる高度な技術力磨かれることはない。。







美容師の実力は クライアントを満足させる能力



バリ風リゾート感のある内装の美容室を作って
ヘッドスパをやったから癒され満足するんではないよ



お客さんも美容師も サロンという場で


ヘアスタイルの向上を通じて 


もともと その人に眠っていた 魅力に気が付いて



自分にちょっとした自信をつけることで



今まで出会ったことのない新たな自分に出会い



勇気や励ましが得られて 嬉しい気持ち ポジティブな感情が湧き上がり



そこに 本当の心の癒しや潤いが得られ リラックスしたりリフレッシュして


満足するんでしょ?





技術力を磨きあげ 成長志向で美容を心から楽しんで突き進んでいく結果 


技術力以外の他の要素

相性の良いもの同士 信頼関係も出来て 何を話しても楽しいなど 

様々なものが身につき 得られていくんじゃない?



それが サロン(人が集まる場)であり

本当の美容室で美容師でしょ






・・・・でも 美容室や美容師も趣味や遊びでやっているわけでなく 
生活の為 生きて行く糧を得る為という経済的側面もある



( 長くなるので つづきます。 )

2014年4月21日月曜日

地元での新しいパーマ薬剤の講習会 パート2

前回のつづき

講習当日の朝


都内での講習だと 2時間半~3時間位前に 家を出ないといけない

(時間がかかるのよねぇ。。。)


なので講習がある火曜日は なんやかんや ほぼ 休み1日丸つぶれだけど



今日は30分前で良いから 楽だなぁ



と 余裕をかます私。。






奥方 「 ねぇ いつまで のんびりしてんの? 」



私 「 今日は 都内まで行かないからね 」



奥方 「 でも 講習 10:00からでしょ? 」



私 「 あ そうだったっけ? 」 (近いということで 時間の把握もいい加減?) 



奥方 「 もう 行かないと 間に合わなくなるよ 」



時計を見ると。。




私 「 えっ! もう こんな時間?  すぐに出ないと間にあわないじゃん(汗) 」




あっと 言う間に 時が過ぎる

いつもは早く出るので 事前に準備しているのだが・・・


油断大敵

 
バタバタと準備をして


講習会場の 一山いけすへ




一山いけすの入り口に 講習の受付が設置され

既に ディーラーIさんと美容メーカーT社Iさんがスタンバっている






ディーラーIさん 「 おはよーございます。」


美容メーカーT社Iさん 「 おはよーございます。」



私&奥方 「 おはよーござます! 」



私 「 もう 講習始まってる? 」



ディーラーIさん 「 まだ見えてない方もいるので あと少ししてからですね 」



私 「 そか 」



ふと 外の景色に目を移すと 海が キラキラ輝いている




私 「 いや~ 今日は天気も晴れてて 犬吠の眺め 気持ち良いね 」




美容メーカーT社Iさん 「 ほんと 良い天気ですよね 」



私 「 絶好の講習 日よりだね(笑) 」



ディーラーIさん  「 今日は1日 よろしくです 」






設置された 講習の受付のすぐ横には 海産物のお品書きが


メニュー表に目を移すと 
四月からの消費税改正のことが記してある


そして

本日のおススメのお品書

当店大人気メニュー 期間限定 数量限定
イカ活造り 3,700円(税別)(2~3人前)
  ※お刺身後、頭と足は 天ぷら又は焼きにいたします。







私 「 今日のお勧めは イカの活き作りか うまそーだね 」





ディーラーIさん 「 食べたかったら 自分で注文してくださいね 」




私 「 まだ 何も 言ってないんですけど・・・(苦笑)」




ディーラーIさん 「 勝手にオーダーされて 請求書きたら困りますから 」




私 「 そんなこと 俺がすると思う?(ニヤニヤ笑) 」




ディーラーIさん 「 思う!(笑) 」




私 「  (驚)  なんでわかったの? 」




ディーラーIさん 「 その顔見れば わかりますよ! 」




私 「 バレた w 」




美容メーカーT社Iさん 「 ははは  

でもI社長って 他人の頼みをほっとておけない性格でしょ? 」




ディーラーIさん 「 どちらかと言えば そーゆー性格だね 」




美容メーカーT社Iさん 「 根津さん 活き作り I社長がおごってくれるって♪ 」




私 「 やったー! Iさん 太っ腹!! 」




ディーラーIさん 「 ちょっと! 勝手決めないでよ!! 講習受ける人 何人いると思ってんの? 」




美容メーカーT社Iさん 「 その分はパーマ液 たくさん販売して取り返せば良いじゃない?(笑) 」




ディーラーIさん 「 そんだったらT社で 払ってよ! Iさんこそ太っ腹なんだから 」


(美容メーカーT社のIさんの体格は 現役力士といっても良いほどの巨漢)


美容メーカーT社Iさん 「 いや~ うちも経費いっぱいいっぱいですから それはちょっと・・・ 」




私 「 私はどっちが払っても良いんで 活き作りが食べられば (笑) 」


(バカなやり取りをして 盛り上がるいい大人のおっさん達)




(んっ 何かオーラを感じる??)









奥方 「 ・・・・・・ (呆れ) 」


 






私        「 ..... 」
ディーラーIさん  「 ..... 」
美容メーカーT社Iさん 「 ..... 」




奥方 「 ・・・・・・ 先 行くね 」





私        「 ..... 」
ディーラーIさん  「 ..... 」
美容メーカーT社Iさん 「 ..... 」





私 「 ..... ソレジャア ワタシモ ソロソロ イクノデ.... 」



美容メーカーT社Iさん 「 ......ハイ 」
ディーラーIさん  「 イッテラッシャイマセ 」





つづく







2014年4月17日木曜日

地元での新しいパーマ薬剤の講習会 パート1

地域で開催する講習会に参加しました。






ディーラー I サン 「 今度新しいパーマ液の講習計画してるんですけど 来てもらえますよね? 」



私  「 会場の場所は? 」



ディーラー I サン 「 いつものところです 」



私  「 いつものとこって 一山いけす の大広間でやるやつ? 」



ディーラー I サン 「 そうです ランチのお膳付きですよ♪ 」



私  「 良いけど お酒飲んでも良い? おごってくれるの? 」



ディーラー I サン  「 今回は 午後にカラーもやるんで それはちょっと。。」



私  「 いや ジョークよジョーク (半分はマジだけどw) 」



ディーラー I サン 「 頼みますよ~ 」



私  「 で 日程はいつなの? 」



ディーラー I サン 「 4/15(火)です 」
 


私  「 ちょっと まって スケジュール確認する 」



ディーラー I サン 「 はい♪ 」



私  「 15日。。 被ってるなぁ 」



ディーラー I サン  「 えっ ダメですか? 」



私  「 ちょうどその日は 東京で勉強する案件がイロイロある日なんだよねぇ。。

ちょっと きびしいかも・・・」



ディーラー I サン  「 そんな こと 言わないで よろしくお願いしますよ 」


私  「 う~~ん 検討させて 無理だと思うけど 」




…後日


ディーラー I サン  「 例の 銚子での講習会どうですか? 」



私  「 あまり受講する人 集まってないの? 」



ディーラー I サン  「 実は 香取地域で 60年に一度の祭事とかぶってまして

そちら方面のお客さん 講習参加 全滅なんですよ。。 」



私  「 へ そうなの マジで? 」



ディーラー I サン  「  ・・・・ ハイ 」



私  「 そりゃ困ったね 」



ディーラー I サン  「 参加してください 頼みますよ~ 」



私  「 モチロン 他に予定が無ければ 絶対参加するんだけどねぇ 」 



ディーラー I サン  「 そこをなんとか頼みます。 」



 ・・・・・




と いつも いろいろとお世話になっている 

地元の個人で美容ディーラーを営む Iさんに


頼むよ~ と お願い 懇願され




都内での 勉強を 断念し



講習会に参加することに・・・



つづく