2014年3月21日金曜日

パーマ屋という 呼称と同時に 無くしても良いの?

続きもののブログ続きは さておき 。。 別の話





ちょっと前まで 美容室(美容師)は パーマ屋さんと 言われていた




某(カリスマ)有名美容師さんらが 


「 僕らは パーマ屋じゃない 美容師 ヘアデザイナーなんだ!! 」



「 パーマ屋って呼称を 差別用語としてほしい!! 」


なんてことを 意気込んで 熱く語っていた。。



今 パーマ屋さん なんて 言う人は ほとんどいない


( 年輩の方でさえも パーマ屋とは 言わなくなってきている。。

 あなたの まわりで 見かけます? 

 いたら天然記念物に認定しないといけない 絶滅危惧種になるかも。。w)



みんな パーマ屋じゃなく 普通に美容室 美容師って言っているよね




ある意味 業界の有名な美容師さんらが唱えていた

その通りになった



(たしかに一般的に美容師という職業が 世間に広く認知され 
公の場で職業を問われた時 述べやすくなった(気がする)功績は大きい)





だけれど




けれど・・・



ヘアデザイナー では ないですよね




( コレですし、、 デザインファクトリーではないのだから 



それと 

パーマ屋という言葉と同時に

美容業界は 確実にパーマという専門性の高いメニューがフェードアウト 

(消えている?)




カラーは ホームカラーで 代用できる


カットは 適当にスキばさみでちょん切ったりする。(その仕上がりがプロの仕上がりと大差ない??)


巻き髪はアイロンで (自動巻きのアイロンまで出ている)

ユルフワな動きも スタリング剤を使った仕上げで表現できる



ストパーも ストレートアイロンでサラツヤに

もしくはドラッグストアで 薬を買って 塗り付ければとりあえずできる?




でも・・・


パーマでしか 表現できない形 質感や動き ヴォリューム感は ???





・・・・・・・




パーマは 自分でかけられない




だって 巻けないですから





もし あなたが美容に携わった人であるなら 思い出してください



初めて ワインディングした時のことを




「 全然 出来ない(茫然) こ、、これ 俺(私) に巻けるようになるのか??  」




20分で全頭を巻けるようにしましょう!


「 ぜったい 無理っしょ! 終わらるわけないよ!! 」



・・・・・・



しかし トレーニングの積み重ねた 結果 

絶対無理だと思っていたことが 


出来るように



・・・・・・・





自分の力で獲得した能力




その能力を使うことで 能力を持ち合わせていない人には出来ないことが出来る

(すっごくカッコ良く 魅力を引き出すデザイン 悩みを自慢に転換するデザイン) 

などを作るポテンシャルがあっても ・・・・


能力を有していても 



発揮しなければ ・・・・ その能力は




無いも 同然。。


あなたの身に宿った 能力が 泣いていますよ (泣き泣き)



一般の人が持ち合わせていない 能力を有している

その凄さを 今一度 確認しましょう。




(実際はパーマ以外のメニューにしても 同じです。


でも ホントーの意味でまったくできてなくても 素人である一般の人が真似事で 

出来ている気になってしまっているのは、誰の責任でしょ??)





プロでしか出来ない 専門性の高い技術力を要するメニューを



パーマ屋という ネーミングの代名詞かつての主要メニュー


パーマ屋という 言葉と同時に消えて 存在感を失っていくのか?





パーマというプロしか扱えない技術を要したデザインを提供できる方が 


良いんでないでしょうか?






追伸:

ロッド巻 ワインディングのテクニックも苦労して習得したのですから
あまりに出番がないのもさみしいですよね。。(哀)

使ってないと 錆びついちゃいます。






2014年3月17日月曜日

昔一緒に働いた子との会話 パート3

前回のつづき



私 「 そうコンビニ あと本屋でもね

普通の人が手にしそうな 雑誌のヘア特集 ヘアカタログをチェックよ 


そうしたら・・・・ 」



Aちゃん 「 ・・そうしたら?? 」



私 「 無い 無い 無い 

永作のようなウェーブヘアが どこにもないんだよ ガックシorz 」




Aちゃん 「 ・・・・・・ 」



私 「 なぜか ごく普通の人が見るヘアカタログ 一般雑誌のヘア特集は 


 相変わらず アイロンなどで仕上げた モテ髪?ばかり。。 


 なんで ココに載っている 有名美容室の人たちは ウェーブヘアを出さないんだろう?


 アイロンじゃ出せない(巻くのが大変で自分じゃほぼ無理) 


 ウェーブスタイルを業界全体で取り組める


 絶好のパーマメニューの売り出しのチャンスが 来ているのに、、、 」




Aちゃん 「 そう ですね ・・・・ 」




私 「 パンチの効いたウエーブスタイルを提案しているサロンなんて ほぼ0 


1軒もないなんて、、、、


編集の意向とか あるのかも知れないけどさ 」



Aちゃん 「 ・・・・・・ 」



私 「モチロン ヘア特集に出ているサロンでウェーブをかける人は


 0ってわけじゃないと思うけど・・・


 一部の人(特殊な人達?)だけが ウェーブかけても


 極一部のサロンだけが一生懸命 スタイル提案してても


 なかなか 普通のOLや主婦がやらないもんね。。 」




Aちゃん 「 ・・・・・・ 」



私 「 ・・・・ (仮)ネオソバージュで もっとブレイクしても良かったんだけどさ 」



Aちゃん 「 ・・・・・・ 」



私 「 消費者のニーズも多様化しているから 全ての人がウェーブスタイルになる

 トレンドにならなくても もう少しね 」



Aちゃん 「 ・・・・・・ 」





私 「 70、80代のおばあちゃん達が 今でもパーマをかけるじゃない? 」



Aちゃん 「 かけますね 」



私 「 なぜだか わかる? 」



つづく



2014年3月9日日曜日

昔一緒に働いた子との会話 パート2

前回のつづき


Aちゃん 「 女優の永作博美のヘア 」



私 「 あぁ~~  あのウェーブスタイル 」



Aちゃん 「 そう そう! それです!! 」



私 「 目を引いたよね 」



Aちゃん 「 クリクリで かわいかったです。」
 


私 「 しっかりリッジの効いたパンチのあるウェーブのデザインて 今 あまりないからね 」



Aちゃん 「 ないですね 」



私 「 そのころ 福山雅治も 大河ドラマの坂本竜馬の役作りで ウェーブかけてたし


 どちらも  好感度の良い 芸能人だから


 おぉ~ これは


 ウェーブヘアが いよいよ再来するかなぁ ワクワク♪


 って 私も喜んだんだけどね 」



Aちゃん 「 はい! 」 




私 「 テレビで目につく 芸能人が 堂々とウェーブヘアをしている! 


 普通のお客さんに 簡単にアピールできる!!


 ウェーブ再普及の大チャンス到来じゃん!!! 」



Aちゃん 「 !!! 」







私 「 ・・・・ でも その流れは 思いのほか来なかった。。 」





Aちゃん 「 ・・・・・・ 」









私 「 彼女(永作)のような サラサラ猫っ毛ペッタンコになってしまう人に

 ボリューム感のある デザイン良いっしょ? 」



Aちゃん 「 良いです 」



私 「 以前だったら あんな目につくヘアスタイルを芸能人がやったら



 絶対 一般のお客さんの目に留まり  『永作のパーマヘアスタイルやりたいですけど♪ 』



 という オーダーが 普通にもっと来たんだけどね 」



Aちゃん 「 そうですよね 」



私 「 オーダーこなかったでしょ? 」



Aちゃん 「 ・・・ そうですね 」



私 「 あれ? っと 思って それから しばらくチェックしたよ 」



Aちゃん 「 チェック? 」



私 「 コンビニでチェック 」



Aちゃん 「 コンビニでですか?? 」



つづく

2014年3月4日火曜日

昔一緒に働いた子との会話 パート1

先日 トレーニングのモデルをお願いしたのは

今から 13、4年前の高校生 専門学生時代に 
パザパで アルバイトしてくれていたAちゃんだ


地元を離れて 美容室に就職して

紆余曲折のうえ 経験を積み お客さんを担当できる美容師なる。





1年前から 介護の仕事をしている。。



施設のおじいちゃんやおばあちゃん達の髪切ってあげたり
時折美容師をしているそうだ




そして 

バンドを結成して 音楽活動をしている。。




自分の人生を 追求する


人生を楽しく生きる?をテーマに




その彼女も もう30歳。


女性の30歳はいろいろと考えるお年頃


彼女は自分の可能性に
チャレンジしているようだ



久しぶりに色々話した。














Aちゃん 「 今 美容室業界って 何か新しいものあるんですか?」
(美容業界から離れて1年経つので どうなっているか気になる?)



私 「 新しいものって? 」



Aちゃん 「 デジタルパーマ や エアウェーブが出て それから今何かあります?
 何も 新しいものないですよね?」



私 「 ・・・・・ 」



Aちゃん 「 デザインだって Aラインボブから 何も新しいスタイルでてないし・・・」



私  「 そう 思う ? 」



Aちゃん 「 はい 」



私 「 ・・・・・ 」



Aちゃん 「 ・・・・・ 」



私 「 ・・・・ じゃあコレ見てよ ( スマホに入れてあるアバンギャルドなヘア画像を見せる ) 」



Aちゃん 「 ・・・・・・ 」



私 「 ・・・・・・ 」



Aちゃん 「 でも こーゆー特殊なデザインって普通のお客さん やらないじゃないですか? 」



私 「 まあ それはそうなんだけどね 、、、 」



Aちゃん 「 ・・・・・・ 」



私 「 じゃー 次に この画像見て こんなんはどう?(外国人のヘアデザイン画像) 」



Aちゃん 「 (画像を見いる) 」



私 「 ・・・・・・ 」



Aちゃん 「 ・・・・・・ 」



私 「 これ 日本人の普通の人がやったら 変だと思う? 」



Aちゃん 「 ・・・・・ 変じゃないです 」



私 「 有じゃない? 」



Aちゃん 「 有です。。 」



私 「 ・・・・・・ 」



Aちゃん 「 ・・・・・・ 」



私 「 業界紙を見ても ヘアカタログを見ても 載っていないスタイルだよね 」



Aちゃん 「 そうですね 」



私 「 でも イイよね♪ 」



Aちゃん 「 イイです♪ 」




私 「 違う価値観に触れないと 新しいモノやアイデアって 生まれないよ 」




Aちゃん 「 たしかに。。 」




私 「 モノづくりを職業とするのだったら 良いデザイン 新しい価値観を提供したいものだよね 」
 



Aちゃん 「 そうですね  ・・・・ 


あ そういえば私 日本人の芸能人の髪型で良いな と思ったデザインあったんですよ 」




私 「  誰? 」



つづく