2018年6月2日土曜日

断食(ファスティング)体験記パート1



ある方のおさそいで断食(ファスティング)を行いました。

その期間9日間。。6キロ体重が落ちました。


で今回はその体験をあなたにシェアします。




断食というと減量?と思う方も多いでしょう


目が光るよん



私が断食に試みた理由はいくつかあるのですが


大きい理由が

ここ数年、ずっと排便が長らくゆるい傾向だったので、おなか胃腸の体質改善を目的でおこなったのです。





あなたは知っていますか?



そもそも断食はダイエットではありません。(食べないから痩せるのは当たり前なんですが・・・)



実は断食の本質はそこじゃなく、365日不眠不休で働いている胃腸を休ませることによって、身体自体が本来持っている自然治癒力を回復させ、様々な体の不全を回復させる効果があるのです。



人間を含め生き物には自然治癒力が備わっています。



怪我をして出血しても血が勝手に止まるのも、
折れた骨が勝手にくっつくのも、
風邪をひいてもそのうち治るのも、






自然治癒力のなせる技です。





自然に生きる野生の動物は、怪我や病気になり体調が悪くなると病院に行くこともせずに薬も飲まずにひたすら寝込みますよね。




何も食べずに・・・そして自然治癒力を最大限に働かせて、勝手に身体を回復させます。





つまり本能に沿って生きる動物は体調不良になると






本能的に【断食】をしているわけです。






人間だって風邪を引き病気になったら食欲がなくなって横になりたくなりますよね?




それは本能的に【断食】を求めているということです。





でも理性のある人間に限り、風邪を引いたからといっては薬を飲んで、食欲が落ちているのに無理をしていつも通り食べます・・・





先進諸国に住み生活水準の高い現代人は昔の物資不足の時代の人と違って、栄養失調状態ではなく、ほとんどの人が脂肪をたっぷり身体に蓄えて体力があるので、具合が悪いから滋養の為にと栄養を無理に取らなくても良いのです。



無理に食べることよって胃腸に負担をあたえて、自然治癒力を鈍らせることで、回復を逆に遅らせてしまう。。。






調べると世界には沢山の断食のことをつづっていることわざや著名な人の名言があるのでご紹介します。




「腹八分に病なし、腹十二分に医者足らず」 日本


「断食で治らない病気は、他のどのような治療でも治らない」 ドイツ


「すべての薬で一番良いのは、休息と断食である」 アメリカ


「とびきりの少食者が、結局はもっと食べる者となる」 イギリス


「断食はメスを使わない手術である」 フランス


「人間は食べる量の4分の1で生き、4分の3は医者のために食べている」 ギリシャ  



「病気は祈りと断食で治しなさい」 キリスト


「病気は断食で治す」 釈迦


「断食は哲学の門」 アリストテレス ソクラテス プラトン


「人の病気は過食からくる。なるべく少なく食べよ。しからば、汝の体も丈夫になり、精神も立派になって、病の神も汝をどうすることもできなくなる」・「断食すると頭が良くなる」 数学者ピタゴラス




「食べたい放題食べると体の害になる。病人に食物を強いると、病気の方まで養うことになる」 ヒポクラテス


「エジプト人の健康と若さのもとは、月三日の断食と、浣腸(かんちょう)、嘔吐によって胃腸を洗浄すること」 ヘロドトス

「飲食をしかるべく慎む者は、鋭い五官、冴えた頭脳、丈夫な肉体、優れた記憶力、軽やかな挙動に、これらすべてに恵まれる」 ルイジ・コルナロ


※102歳の天寿を全うしたルイジ・コルナロは最晩年まで目も耳も歯も完全で、足腰も若い時の力強さと変わらず、声の張りに至っては、むしろ年齢とともに高まり気分も常に快活、見る夢までがどれも快いものばかりだったという。

参考書籍 「無病法: 極少食の威力」



私は昨年お亡くなりなった、100歳超えても現役の医師を続けていた聖路加病院の日野原重明先生のようなスタイルで生きたいと考えているので 医者いらずという矛盾をかかえつつwルイジ・コルナロの無病法スタイルで現役を続けて人生を長く楽しむ所存です。

次回は断食の具体的なお話を致しますね つづく