2016年10月17日月曜日

初めて明かす『告白』と『宣言』

美容師をしているとよく尋ねられる質問があります。 それは・・・


「なんで 美容師になったんですか?」です。


私は、小さい頃から手先を使って絵を描いたり工作をするモノづくりをするのが好きだったのと、男子高に通っていたので女性になるべく近づきたかった(苦笑)なんてネタっぽく答えていました。

母親も美容師であったけれど、営む美容室を継いで欲しいとは母からは一度も言われませんでした。(母親が開業したお店の名前は妹の名を冠して麻里とつけていたので妹は美容師にさせたかったようだが…)

「モノづくりをする職業の中で、そばで見ていた美容師の仕事に影響を受けたんですよ」 そんな風に答えたりもしていました。(それも間違いではありませんが..)



でも、美容師になった本当の理由を今まで一度も誰にも答えてはいませんでした。


別に隠していたわけではありません。


単に自分自身が、全く認識していなかったから答えようがなかったのです。


ここ最近、自分について44歳にして あらためてハッキリと気がつきました。



私は ここで初めて美容師なった理由を正直に告白します。


私は母子家庭の母の元、美容師という職業を選択しました。


その理由は・・・



「母親を助けたかったから」



小学1年生で母と妹と祖父の家に行き、父とは別居生活し2年生の時に離婚しました。
母親を助けたいと思ったのは、その時よりもっともっと前の小さい幼児だった頃、母親が困って苦労している姿を見た私は、その思いを強く胸に刻んだから


私の人生は、その幼い頃に心に秘めたこの思いにずっと駆り立てられ、責任を背負い生きてきました。


私の名前は大介です。
大きく介(たす)けると書いて 「だいすけ」


こう見えて(?)実は困っているいる人をほっておけない性分なんです。



困っている人を見ると見過ごせなく支援することができないと、背負った責任が果たせない自分が許せなく心がとても苦しいです。
そんな時どうして良いのかわからず、皆がするように普通に笑ったり自然に人に接することが難しかったりします。
その苦しさ辛さや葛藤から耐えきれず逃れる為、時に困っている人を見ないふりをし見放すことをして、自分の本当の思いを無視したり嘘をつき、他人(ひと)も自分も同時に傷つけたりもしました。



困っている人を助けたいという思いは、美容師という職業についた私に常に強く働き続けていました。



美容専門学校を卒業してサロンで働き始めてみると、髪で悩みを抱えている方にたくさん出会います。


深い悩みを抱えている方は大概、髪の条件がそもそも非常に難しく、ごくごく普通の施術をしてもあまり効果的でない人です。


通常のテクニックを駆使しても、思いのほかヘアスタイルが形として成立しません。



サロンでは通常、形が成立していないヘアスタイルであってもドライヤーを使った仕上げのテクニックを使って、その場限りの形を整えて施術はおしまいです。


仕上げで形付けられたヘアスタイルを目にしたこの人達は、皆一様にこんな言葉を漏らします。


「家でもこんな感じになればいいんだけど…」


美容師が鍛錬して身につけたテクニックを駆使して、なんとか見れる形に整える仕上げは、当たり前ですがただの普通の人が自宅で同じようにできるわけがないです。


たとえ言葉にしなくても、その思いを抱いているのが鏡を見れば透けて見えます。



仕上がりに満足しているようで、実は仕方ないとあきらめているだけです。



指名客がたくさんいる経験のある先輩美容師を見ても、その悩みに対してこれが答えというものを出せているといえばそんなことはなく、やはりその場限りの仕上げをしてお客様を帰しています。


皆そんなもの、それが普通という感じです。



当然ですが、次々に来るお客様を対応するためには、そうしなければ成り立たないので仕方がなかった。とも言えますが…


でも私はいつも、アシスタントとして働きながら


「本当にしょうがないのかな?」という疑問を感じていました。



自分自身がスタイリストとして、お客様に対峙するようになるとその疑問はより強くなりました。


「なんでそのまま形にならないんだ!」
「もっとうまくいくために何か方法はないのか?」


髪質が難しい方の仕上がりに、そのお客様以上に納得できない自分がいました。



なぜなら 


髪質が独特、生えグセや骨格も変わっている難しい条件が揃っていて通常の美容テクニックが全く歯が立たない人ほど、
不思議と人として優しく良い方が多いのです。



一生懸命培ったテクニックを駆使してもなかなか良い形にならない、何とか今よりも少しでも良くなるように、時間をかけ、試行錯誤している私を心から受け止めてくれます。

例え仕上がりが理想的とは言えない状態であっても、優しい笑顔を見せてくれて、私を信頼してまたお店に来てくれます。



髪質の条件が整っている人は、それほど悩みを抱えていないので、次々に色々なデザインに挑戦してヘアスタイルを楽しみ、簡単に自分の魅力を演出し綺麗に輝いていく



その一方で制限された条件の元、重い足取りで美容室に来る人達がいる。








「なぜ、こんなに良い人を同じように髪型を良くすることができないんだ?」



私はサロンから帰って行くお客様の後姿を見送りながら、ものすごく自責にの念に苛まされていました。




1日の営業を終えても、ずーっと心に引っ掛かり、気になって仕方がありません。



他の美容師が、同じような髪質のお客様をもっとひどい仕上がりで帰していても、何の疑問も感じてなさそうに淡々としていられるのが全く理解できませんでした。




この人達は 通常の方法が通用しないんだから



違う方法でやらなければいけない!!



ですがそれをするにしても、周りの人はどうすればいいのか誰も何も知りません。




当時は今のように情報がインターネットを通じて簡単に手に入れることができない時代だったので、書店に出かけて行っては女性誌コーナーで女性に割り込み「何この人?」という目で見られても全く気にせず、出ているヘアスタイルのページを片っ端からチェックし、美容業界の専門誌を全紙買っては隅から隅まで読み、いろいろな技術講習や業界のイベントに休みのたびに足を運び手当たり次第に受けました。
講習の休憩時間には講師の人を捕まえては講習と関係ないことも色々質問攻めし、何かヒントはないかと聞き出していました。

業界で有名で人気があるといわれるサロンまで出かけて行って、窓の外から何をしているか覗いて見たり、お客として行ってどうやっているのか直接見たり聞いたりし、使用している薬剤や道具やツールなどが使ったことがなければ、取り寄せて購入し試し、極力髪質に合わせたカットの精度を上げる為1本数万円〜10万以上するシザーを何十本と買って工程や状況に応じて使い分けし、様々なメーカーの薬剤や商材をすぐに購入できるよう取引する美容ディーラーが増えすぎて何社と取引しているかわからない状態になっていたりと、そんな風に自分ができることを日夜全力で行っていました。

そんな努力を続けていると、次第に髪質が難しい人をそれなりに形づけるように徐々になってきました。それを評価してくれ、お客様の支持として寄せられてきたものの、自分としては満足できる理想までは到達することは、それでもなかなかできていませんでした。



その理想は 何かと言うと


「どんな髪質の条件でも、その人の魅力を完全に引き出し、髪質が抜群!という人と全く引けをとらない完璧な形にする」

ということです。



私は美容師のキャリアがそこそこになっても変わらず、ずっとずっと探し求めていました。(美容師はある程度一人前と言われるスタイリストになると技術向上の努力をしなくなり。するのは後進の指導になっていきます。)



この疑問、この想いを捨てず地道に模索して美容師として精進していました。




気がつくと同世代の美容師は、美容師としての能力開発よりも、売り上げなどの業績を上げることに躍起になっています。スタッフを増員し、店舗を拡大し、自分はハサミを持たずに事業経営者になっていく人も多くいます。




そんな人達は、現場を早く引退したいと口々に言います。話を聞くと「いつまでもサロンワークはできない」と「若い美容師と体力勝負ができなくなる」とのことです。




経験を積み重ねても その差はなく 体力が美容師の力量差になるの?




年齢を重ねキャリアを積み重ねていくと、そうなるものなのか??



キャリアを重ねていくと、ビジネス的側面の必要性やウエイトが増していく、それ自体はわかります。自分自身もサロンを経営運営をしているとそのような状況や立場になっていきますから


ただ経営を効率良くしていくと、私が美容師として困っている人を助けようと生きていくスタンスとなぜか逆行していく…そう感じたのも事実です。



そのジレンマを拭うことができない私は、他の人とは別の道を歩くことを決めて進み始めました。



それは 今まで突き進んできた

「困っている人を助けたい 苦労している人を救いたい」
その思いに背かず第一として、よりいっそう美容師として貫いて生きていく。この道をシザーを携えて一生を生きる。



その頃からか業界は、次第にオーバーストアからの熾烈な過当競争が起こってきました。



血みどろの戦いに巻き込まれないよう独自のポジションを保つサロン運営を考えていました。美容業界の中を見渡しても、当然自分のお手本になるようなサロンはない...答えがどこにもないならと、他業種の方法を参考にしたり、得た知識をそのまま鵜呑みにしないで、使えるもの組み合わせ、違う使い方に転用のトライアンドエラーをし、対応力を磨いて対処してきました。


髪の悩みを抱えた方の対応力は以前にも増して培ってきたものの、まだまだ完璧と言えるような対処ができないケースをいくつも抱えている状態で、その人たちをなんとかする方法もこれまで以上に丹念に探すことはやめずにいた2008年、ついに本物のテクニックに出会います。36歳の美容師としてキャリア17年目の時です。フランス式のドライカットをする人との繋がりができ、そのテクニックの指導を仰ぐきっかけを得られました。



その技術を一目見た瞬間にすぐわかりました。自分が美容師をしてきた間ずっと探しもとめていたモノがこの世に存在していた!そんなモノはどこにもないのか...と、どこかで半分諦めながらも、どうしても妥協したくなく諦めたくなかったモノ。それが目の前にある。これが完全なる答えであるということを


それからはそのテクニックの習得に日々明け暮れました。頭の中はほとんどそのことばかり、美容業界の情報は全てシャットアウトして今まで以上に夢中に没頭していました。


テクニックの習得は今までのどんな技術とも違って雲をつかむようなモノ。そしてどんなテクニックの習得よりも難しい。通常の美容技術と同じように手順を追って習得することが出来ない...同じように技術を学び始めた人もそのテクニックの難しさから次々に姿を消し見なくなっていく。

しかしどんなに難しく、苦しく大変で辛いものであってもトレーニングを着実に積み重ねることで、確実に今まで対応できないような髪質や条件の人の悩みを解消できる手応えを得ることが、逃げることもなく私の迷いを何も抱かせずに向き合わせてくれました。


 
そして、年月が流れテクニックを身につけてきて、少しずつ周りのことを気にする余裕が出来てきた時、ふと美容業界をあらためて見渡すと驚くほど停滞をしている状態になっていることに気がつきました。


そう 私が夢中でテクニックの習得に励んでいるうちに業界の環境はさらに激変していたようです。


どのように変わったかと言うと


美容師は手に職をつければ一生食べていけると言われていた職業であり、現金商売なので景気に左右されず潰れない、そうと言われた美容室が競争激化で廃業する美容室をいくつも目にする。たとえ潰れなくても業績は年々右肩下がり...

お客が来ないからと値引き集客が常態化、利益率の低さを効率でカバーせざるを得ず、ポリシーや誇りを持つことが許されない余裕のない環境に、夢や希望もって業界にきたセンスや才能を持った人の芽を早々に積みとる。

頑張って美容師になって、これからさらに上達し能力に磨きをかける大切な時期に、先々に希望が持てずに職業への情熱を失い、その穴埋めをプライベートの充実といいながら単なる気晴らし探しに明け暮れるだけで、職業をまっすぐに見れずぶれていく美容師の数々

務めていても未来に希望を持てず、独立することくらいしか希望や夢が見ることができない。楽しさを感じれない虚無感漂う職場

これだけ自由に何でもできる時代になっているのに、そもそも独立する必要もなくサロンに所属することで力を発揮するタイプの人材がサロンに居続けられなくなって働く場を自力で確保せざるをえなくなり、嫌が応もなく望まない独立出店するという選択の乏しい状態

夢を持って人生をかけて独立開業したものの、その独立した夢のサロンを維持するために自分自身が蝕まれているオーナー美容師。

そんな苦労する先輩美容師姿を目にして、夢を持って独立開業を目指すこと自体すら意味を感じず転職する美容師達。

転職するといった思い切った行動も出来ず、一歩も動けずに先を見ないように、現状のまま誤魔化しに一生懸命な思考停止する美容師。

業界全体を引っ張って、かつて日本中の美容師を魅了し、雑誌などにいつも出ていた業界で有名といわれ、もてはやされていたサロンが次々に移転縮小統廃合。

美容師ならだれもが知っているあの店が、経営難から経営権を買い取ってもらって見かけ上維持をしている現実。

カリスマと言われて名を馳せていた超有名美容師が実は破産して憂き目にあっている知られない事実

そして美容師という職業が前時代的なはブラック企業として世間に認識され、次世代の美容師のなり手の激減の歯止めなし。

子供を持つ親御さん達には将来が不安定な職業である美容師に就かせたくないと言われ、どこの美容専門学校も入学希望者が定員割れ…



などなど、etc......



希望的な話を見つけるのがとても難しい.....美容業界ではずいぶん前から先々を憂いていたのに関わらず…根本的には何も変わらない対処を続けるだけ....


日本人ならほとんどの人がどこかの美容室に行き、髪を美容師の誰かに任せることでしょう(もしくは理容室、理容師で)



どんな美容師であれ、お客様の髪を良くしてあげようとするでしょう(悪くしてやろうなんて人はいないと思います。)



でも 実際はミスマッチがたくさんあります。



なぜなんでしょうか??



それは 

1人1人の条件 そして求めている真のニーズが極めて複雑だからです。



時代は進んでいき テクノロジーは進化して、すごいスピードで質的に変わっています。



今やスマートフォン一つで何でもできます。



10年前なら絶対無理! そんなこと考えもしなかった!



そのような、1人1人の求めている複雑なニーズにアプリ1つで対応できるように徐々になってきています。



何も変わっていかなければ、現状維持のままでは相対的に停滞し下降していくでしょう。



ある程度の完成度に限られた時間の中で、効率よくそこそこに作られるヘアスタイル


そのヘアスタイルに対しての満足感はファミリーレストランのそれと一緒です。


貧しく食べるものが十分でなく、外食なんて高級で庶民は簡単にできない時代でしたら、ファミレスでどこでも均一なサービスを安心してより低価格で清潔に整えられているそれなりのインテリアの中たくさんの人に提供する。しかも24時間年中無休で、そのことは素晴らしく価値があることだと思います。


戦時中の丸坊主や裁ちばさみで散切りに切られたボブよりは現代の美容室が作るヘアスタイルは確かに良いかもしれません。


日本中におしゃれなインテリアの美容室が今やたくさんあります。


誰でもそれなりにサービスを気軽に買うことができて、何の気もとめずに繰り返し消費できます。


この価値観を否定するものではありません。




ただ

あなたは ヘアスタイルを通じて 何を得たいのでしょうか?

ヘアスタイルを良くした結果、何を満たしたいのでしょうか?



今の髪の状態は


それで 100% 完璧なのでしょうか?




......



10年前のパソコンや 10年前の携帯電話を使って 10年前の洋服を着て 



今 あなたは満足できますか?



それは当時、喉から手がでるくらいとっても欲しくてたまらなく、手に入れることができた時、ものすごく嬉しく満足していたかもしれません。



今も古くても壊れてなければ、当時の機能はきちんと保っているでしょう...

古い洋服も破れていなければ、着れば寒さをしのぐこともできるでしょう…



時代も人を取り巻く環境もかつてと比べて、ものすごいスピードで変化しています。




時間は どんどんスピードを上げ 加速して過ぎていきます。




ヘアスタイルも髪が伸びてくることで毎日着実に変化していきます。



あなたの髪の毛自体も、今の髪と10年前の髪は確実に違っています。



髪は常に新しく生まれ成長し根元から押し出されていきます。そして一本一本の髪の毛はそれぞれが独立しています。



美容室でカットした後セットしてもらった髪は、テイクアウトされてサロンの外へと一番目立つあなたの頭の上に乗せて運ばれていきます。


持ち帰ったヘアスタイルは本当に心の底から叫びたいくらいの喜びをあなたに与えていますか?

あなたの最も大切にしている価値観を常にあなたに寄り添ってサポートしてくれていますか?



あなたは自分の髪が『大好き』『誰の髪よりも一番好き』って 心から言うことができますか?




・・・・きっとそのように言える方は稀です。




ほとんどの日本人が理美容室でプロに任せてヘアスタイルを作っているというのに



絶対的に任せられる担当美容師がいる方は、思っているよりずっと少ないはず



それには様々な理由があります。(ここでは全て述べきれないのでまたの機会に…)




その理由の一つを挙げるなら


それは実際お客様が秘めている、髪に対して最も重要な本当の思いが明確になっていないからです。


明確になっていないと求めること自体ができません。求める以前に認識できません


認識できていないままに美容室に行きオーダーしたらどうでしょう?

美容師が言われたオーダー通りに効率的にそのまま仕上げても、

それは何も意味が持たないのです。




・・・・・・・・・・・



私は母から委ねられた美容室を営んで 今年の9月13日をもって20周年を迎えることができました。
ここまで来るのには 髪が上手くいかない人、困っている人を助けたい
その想いのもと積み重ねてきた日々があったから、
そしてその想いを支援してくれた、たくさんの方々がいたおかげです。



そして今年は、1月に私にサロンを委ねてくれた母親が突然倒れ亡くなる。という年でもありました。


私の母親を助けるという、私自身を駆り立てて続け「困っている人を助ける。そのために責任持つ」という生き様を表現する美容師という天職に引き合わせてくれた母親と別れることになりました。


これから少しずつ年老いて介護などが必要になる年齢に次第になっていくんだな
と感じていた矢先です。



どうやら母は

私のさらなる成長を望み その為に私に手をかけさせないように去って行ったんだ
ということを悟りました。



死しても私に強いインスピレーションとメッセージを与え続けています。




私は、成長を遂げるため、次なるステージを目指します。



その為に今と違う環境に身を置くことにチャレンジすることを宣言します。


私こと美容室パザパのオーナースタイリスト根津大介は
来年の1月から東京銀座で本格的にヘアカットの営業を行うことを決めました。


それに先立ってクライアントを新たに募集します。
年内においてもまずプレオープンとして営業日程を確保します。
場所は銀座駅からほど近いサロン(予約した方に詳細をお伝えします。)まずは10月25日(火曜日)限定で東京銀座でヘアカットの営業を行います。(現在2名の先約を受けておりますが、まだ空き時間がございます。)


クライアントの対象は
髪質に悩みを抱えている方、骨格や生えグセ、様々な条件が美容師泣かせで難易度が高く思い通りに髪がいかず困っている方
逆に髪質がそこそこ良いため作りこまれるヘアカットをされていなく、実は相談したい方
男女は問いません。


髪の悩み相談+骨格顔立ちのパーツを踏まえた似合うく髪型の提案+ヘアカット+見せ方のアドバイスコーチングセッションも含めて90分程12000円を特別に7000円で提供する予定です。
予約のお問い合わせは FB等のメッセージ この投稿へのコメント メールinfo@838hair.com 千葉旭のサロン(パザパ)への電話0479−63−8328でも受け付けます。

(日時が合わない方はご希望をお伝えくださいご相談に応じさせていただきます。)

私の価値観に伴ったヘアカットを求めている方は迷わず繋がってください。私の大切にしている想い価値観を探し求めてそうな人をご存じの方は、是非この機会に私を紹介し繋いでください。


また、何かインスピレーションを感じる人は、あなたの直感に従ってこの投稿をシェアしていただけたら幸いです。


基本的に銀座での施術メニューはカットがメインです。カラーやパーマ応相談
(当面、日にち指定で月~水曜日いずれかでの営業を考えています。休みが週末で日時がどうしても合わない方は直接千葉旭のサロンまで来ていただいても結構です。東京駅からJR総武本線の特急で1時間40分、東京駅八重洲口前から高速バスで2時間かかりますが、わざわざ遠方から来られる方もいらっしゃいます。来ていただけたらその分の価値を提供したいと思います。)
(当然ながら今まで通り千葉旭での営業も行いますので、ご愛顧くださるお客さまご安心ください。銀座での営業日は留守にしますが、別日もしくは私のパートナーと信頼しているスタッフがバックアップいたしますのでよろしくお願いいたします。)



私の技術については、一番最後に説明させていただきます。



追伸:
今現在両親が健在な方は、心を開いてコミュニケーションをとることをお勧めします。きっとその体験からあなたが先々を生きる大きな手がかりを得られることになることでしょう。もし、すでにご両親が旅立たれた方は、その存在と全く同じ存在がすでにあなたのそばに必ずあるので見つけてください。そしてその声に耳を傾けてください。

追伸2:
ここまでずいぶんと長いの私からのお話に時間を使い、耳を傾けてくださりありがとうございます。心からの愛と感謝をあなたに!





 
 



 

 



 
 


 
 
 
 
 

 

  

 

 


 







私のカット技術は通常のヘアカットテクニックとは全く異なります。現在のドライカットと言われている技術の源流であるフランスパリ生まれの技術、今も独自の進化を遂げているエフィラージュテクニックを使います。
体感されると、単に切り方だけでなく今までの美容室で受けていたカットと全く違う技術であることは簡単にわかると思います。少し説明させていただくとカットの進め方は、髪を基本的には自然な乾いたままのナチュラルな状態で、頭の骨格、髪質、クセ、をしっかり捉え、お客様の最適なイメージにとって不必要な髪を立体的に彫刻のように少しづつ取り除き調整しバランスを取っていきます。
言葉で説明するといたって簡単に聞こえますが、実際にやるとなると話は変わります。指先でひとつまみの毛束を少しづつ少しづつ丹念に引き出し、髪の生えグセ、髪の動き、たわみ、収まりを視覚で確認しながら指先の感覚を頼りに、シザーの刃先の角度や斬りこむスピードなど様々なことを考慮し複雑なタッチで髪の重なりあいを何重にも細かく繊細に創り上げ、まさに彫刻のように削り、ヤスリで磨きあげるようにし仕上げていきます。その分工程に手間がかかるためスピディーな手さばきも必要になります。このように作りあげられたヘアスタイルは、他のカットテクニックとは仕上がりの質感とは全く異なります。その質感を例えるとやわらかで滑らかまるでシルクの生地を触れたような手触りを感じ、触ってみると自分の髪が別人の髪と入れ替わったと錯覚をする方もいます。

他のドライカットとの違いは単に落ち着いて収まるだけではなく、街を歩いて風に髪がなびいた時や、髪をかきあげたり、くるりと振り返った時などのふとした仕草をしたその一瞬、髪がまるで生き物の様に大胆に躍動感をもって動きます。そして動いたかと思えば次の瞬間自然に元の形に収まり留まっていく、一本一本の髪を細かく緻密に内部にわたりカットし重ね合わせを作り込んでいるからこそ成立するのです。

従来型のカットテクニックは基本的に指で挟んで線(ライン)を切りつないでいく、定型のパターンに合わせ雛形通りに切り、線と線で切り取ったことでできる角を取り形作ったその後スキバサミなどで梳いたりして体裁を整え形を作ります。洋服で例えると製作の工程が一定に決まって量産される型紙をベースに作る既製服と一緒なので、短時間に一定の水準に大量に作れるメリットがある一方、どうしても体型に微妙に合わない部分が人によってそれぞれ生じるわけです。それとは異なり洋服を生地からを線(ライン)でなく点(ポイント)で立体的に体のフォルム合わせて、ミシンを使わずに、まさに一針一針縫い仕立てるようにカットしていく技術です。その方自身に合わせているので無理が一切ありません。オーダーメイドの服を仕立てるように、その人の骨格、顔型、顔立ち、持ち合わせているパーソナリティまで考慮しながら髪の毛一本一本ごとにクセや生え方を目で見て指先の感覚を頼りに切り進めバランスをとっていきます。
このように作られたヘアスタイルが手入れがしやすく型崩れがしないのは、どんなに髪が乱れてもそれが様になり、雰囲気を醸し出しその人の魅力を引き立てるから、手入れを何もしなくとも自然な落ち着いたシルエットが長期間にわたり保ちます。それがあなたの本来の姿、認識できていない本当魅力を映す鏡となり、自分の価値観に沿って力強くを生きる助けになることを私は信じて疑いません。

そして私の活動が、希望が見えない業界に寄与するかどうかは今はまだわかりませんが、そのつもりでいます。自分を育ててくれた職業を愛し、天命を全うしていきます。お読みいただきありがとうございました。感謝!

2016.10.17
美容室パザパ オーナースタイリスト 根津大介



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