2014年5月17日土曜日

美容師の実力とは・・・ パート2

長々のつづきです


オーナーだったら人生をかけて経営しているわけだから 
現実はとてもシビア。。(ダメだったらすべてを失う)


だからどうしてもリスクが怖くなり ビジネス重視の志向になる (現実の壁)

現状を維持するために売り上げを求めたりすることは否定しないけど
(自分自身だけじゃなく 守るべき家族がいたりするのだから)



どんなに資本主義にのっとったビジネス趣向(利益 利潤の追求の経済主義)で突き進む美容室オーナーだって

きっと 最初からそーだったはずではないと私は思う。。
(中にはそーでない人もいるかもしれんが、、)



でも 経済活動のビジネス 事業経営をすることだけが目的になってしまったら... 

 
(ビジネスだけをするのだったら 他の業種のほうが効率良いでしょ?

実業家を目指して ユニクロの柳井さんや ソフトバンクの孫さんを目指すとか

手作業でする美容は そもそも効率が悪すぎっしょ?

(新しい価値を世に創造する偉大な実業家の人は はなから 美容室の経営なんぞ手を出さないもの)

生活の糧を得ることだけが目的だったら もっと福利厚生が安定した職業に就くとか、いろいろあるわけだし、、、) 



生活の為だけのために美容をするのは

ナンセンスだと思うけどね


 (なぜか そーゆー美容室や美容師ばかり??、、、)





要はバランスだと思う 


けど



だけど



それが 思いのほか難しいことなんだと思う 


(だから つまらない同じような美容室や美容師ばかりになってしまう。。)

(別に それが悪いこととは思わない )





でもね



美容師の 本質を追求すること

美容師で生きる 人生を 心から楽しめるようにしないと



美容室で働く 美容師を職業にする意味なんてないでしょ?






だから


そのために

どれだけ美容師という 職業が好きで 愛せるか

一時的でなく 愛し続けることができるか

それが実力とも 言えるかもしれない



だから 愛がある人ほど それが出来ない現状に
(そーゆー環境の美容室、職場がないから) 苦しくなって



皆 美容師を辞めるのかもね (哀しい)



もしくは 自分でその環境を求めて 夢見て独立したりするけど
(独立は簡単 設備投資する資金さえ都合つければ 誰でも出来る)

だけど サロンを継続、維持し続けることは別問題


かえって 自分で作った店に 自分自身が苦しめられたりね

(現実は そんなに甘くはないんで)


従業員であれば、勤めている店を辞めることで 苦しみから簡単に離れることができるけど

経営者はどんなに辛くても どんなに苦しくても 辞められないからね


つらい現実に対峙して、いつしか自分の店を維持することのみが目的化していき 

自分自身がまったく気が付かないうちに美容師の魂がなくなっていくんでしょ?(無理ないけど)




・・・・・・



美容師の愛を無くしても 何の疑問をもたず 美容師を生活のいち手段としてだけ
ただただ続ける美容師がいさえすれば


美容師の魂が無くなり 美容をビジネスにだけ利用する人には 
かえって好都合かもしれないけど。。





はたして そーゆー美容室で そーゆー美容師に髪をやってもらって
お客さんは本当に満たされるのか、、、、??




疑問だよね



私は ビジネスとして維持することだけが目的になって

美容師を嫌いになって 美容師としての魂をなくして

砂を噛むような想いで、美容師をやりたくないからね


いつまでも好きで 誇りをもって美容師をしたいのよ




そのために 現役でいる限りピュアに技術力に磨きをかけるよ



だから まだまだ成長が必要


そのためにチャレンジが必要


そのために必要なことにトライする




だから

美容師のカットモデルで トレーニングね 






そんな美容室 美容師を 望んでいる人は


お客様にしろ 美容師を追求する そんな働く場を求めている美容師にしろ

思いのほか いると思うけどね 


私は





Yさん ⇒


そうですね。
シンプルに考えるとそうなんですよね?

何だか色々考え過ぎてました!!

○日楽しみにしてます(^^)




FB Messenger でのメッセージのやりとりから抜粋 転載






追伸:



ま 何にしろ


美容師の方で カットモデルになってくれる人はご連絡ください



また まだ見ぬ そんな想いを 共感して共有できる人に出逢いたいと思っていますので





2014年5月9日金曜日

昔一緒に働いた子との会話 パート6




前回のつづき


Aちゃん 「 う~~ん そーですね。。 どんな感じ といえば ・・・ 」




私 「 ・・・ ?  」




Aちゃん「 ・・・・みんな 結婚する人が 多いですね  」




私 「 それは それで 良いことじゃない  」




Aちゃん 「 でも女の子は 結婚して 子供ができて美容師を離れます。・・・ 」




私 「 ・・・・・・ 」




Aちゃん 「 子供を保育所に入れて パートで仕事をするとしても 

美容室では 働きませんよ 」





私 「 ・・・・・・ 」





Aちゃん 「 で、、 男の子も 結婚して 美容師を辞めます。 」 




私 「 男の子も?? 」




Aちゃん 「 男の子は家庭を守るために 安定した収入が得られる職業に転職します。 」




私 「 ・・・・・・ 」




Aちゃん 「 転職の準備資金にあてるために 面貸サロンで稼ぐだけ稼いで辞めます。 」




私 「 ・・・・・・ 」




Aちゃん 「 結婚とかに縁がない子は なんとなく惰性で美容師を続けているって感じですかね。。」




私 「 ・・・・・・ 」




Aちゃん 「  ・・・・・・ 」




私 「 ・・・ あまり 楽しい感じじゃないね 」




Aちゃん 「 そーですね ・・・・ 」




私 「 ・・・・・・ 」




Aちゃん 「 あたしが 美容師を辞めて 介護の仕事についたら 


『 どうしたの! なんで? なんで? 』 と みんな すごい勢いで聞いてきましたもん 」





私 「 そーなんだ。。 」




Aちゃん 「 あたしの場合は 結婚や出産ではないからかも、、、 」




私 「 ・・・・・・ 」




Aちゃん 「 みんな 前に一歩出る 勇気がなくて どーしたらよいかわわらなくて

何も行動出来ないのかもしれないです。 」




私 「 ・・・・・・ 」




Aちゃん 「 私たちの年頃って 皆 迷っているんですよ。。 」




私 「 迷うね ・・・・ わからなくもないけど 」




Aちゃん 「 ・・・・ 」




私 「 何のために美容師になったのか 自分自身を内側をよく掘り下げて考えれば

こたえは おのずと出るもんなんだけどね 」




Aちゃん 「 ・・・・・ 」




私 「 どっちにしても 自分で決めて 前に進まないと 何も始まらないから 」




Aちゃん 「 はい 」




私 「 楽しむも 楽しまないのも 自分次第だから 」




Aちゃん 「 そうですね 」




私 「 で 今日は楽しかった? 」




Aちゃん 「  久々に美容の面白さに触れて 楽しかったです♪ 」




私 「 それは良かったわ 美容師は楽しくやらないと 意味ないからね 」




Aちゃん 「  ですね♪ 」




私 「 また 何かある時は 声をかけるからさ 」




Aちゃん 「 また 呼んでくださいよ 」




私 「 OK 」









彼女のように 楽しさを追い求めて人生を追求するタイプの子が

美容師という職業が 楽しめなくなってしまっている。。





生活していく糧を得るための手段のためでしかなく 

美容師を惰性で(他の手段がなく致し方なく)続けて


仕事の 飽きや慣れを ストレスや虚無感の埋め合わせをするために

ワクワク ドキドキする趣味や恋愛など 別の夢中になるもを見つけ

そちらに移っていくしかないとしたら。。




美容師は つまらない ただの請負業でしかなくなってしまう。。




ヘアデザインを通じて 

美容師という職業に 新たな価値 産んで いかないと



業界は どうなってしまうんでしょうか?






新しい 価値

先人が作った すでに出来上がった価値を ただただ

過当競争で奪いあう 血みどろの戦いではなく


新しい扉を 開いて

新しい 価値を創造していかないと、、、



美容師と生きる日々に価値がなくなり 

なんの魅力もなくなってしまいます。


これでは

だれも 美容師になる人はいなくなりますよ・・・



美容師は 本来 普通の勤め人になりたくない(向かない?)タイプの人が 

ヘアデザインを通じて 人とふれあい

自己成長する楽しさや 創る面白さを求め


自分にあった生き方を 探し追い求めて


選択した 自分に適切な職業


それが 美容師なんじゃない?




年齢を重ねてみても その人の根本て そう変わらないから。。



大人になった気になって ふるまっても 



やはり満たされないもの





転職やいろんな生き方を否定するわけでも

プライベートの充実を否定するものではないんです。



プライベートが充実することは

仕事にも 良い循環をもたらすものであるから


とても 大切


また 逆もしかりで

職業に懸命に励み 自己の能力を開発し 仕事を通じて

自分の手で価値をこの世に産み出す達成感 


そんな仕事から得られる喜びがいっさいなく 



プライベートが充実しますかね?


仕事するあなたも プライベートタイムのあなたも 別の人間ではなく

同じ1人の人間です。



仕事は楽しい だから プライベートも楽しい



美容師として生きるのは 本来とっても 楽しいもんです。



その職業を選択した人にとって。。





世の中 たくさんある職業から 

今の職業を選択したのは 縁ですからね


人の直感って けっこう正しいものですよ



ただ ちょっと メガネが曇ってしまうと

当たり前なことを見失って

おかしなことに なってしまいますから。。困りものです。。






ところで

今日の天気は 晴れでしたか? 曇りでしたか? 雨でしたか?






どうでしょう??








どんなに土砂降りの雨の日でも

雨雲の上には 太陽がサンサンと輝いていることを 忘れてはいけません


曇りに惑わされないように。。



もしブログに感じるものがあったらコメントやソーシャルメディアで想いを共有してくださると うれしいです
                       

2014年5月1日木曜日

昔一緒に働いた子との会話 パート5

前回のつづき



Aちゃん 「 そういえば そうですね 」




私 「 今 パーマ屋なんて 死語じゃない? 」




Aちゃん 「 そうかもしれない。。 」




私 「 この職業していて 楽しく 充実できるのだったら 

 別にパーマ屋さんと 呼ばれてもよいよ私。。 」




Aちゃん 「 ・・・・・・ 」




私 「 巻き髪は アイロンで自分でスタイリングできるけど


 ウェーブヘア 復活しないと 


 素人が扱えない 美容室の大切なコンテンツなんだから 」




Aちゃん 「 そうですね 」




私 「 デザインのバリエーションが増えたほうが面白いでしょ? 」




Aちゃん 「 面白いです。 」




私 「 パーマ屋さん だったら こんな風にパーマかけないとね(苦笑)」
  
(自分のパーマをかけた髪のボリュームを出し、触りながら)




Aちゃん 「 そーですね(笑) 」




私 「 雑誌なんかで 「 今年の春髪特集 」って 特集していても 

 メイクやファッションは変わっていても

 去年の春髪特集もあった ヘアデザインと ほぼ何も変わらない(?)じゃない   」




Aちゃん 「 そうですよね 」



私 「 やっぱり 美容師がお客様をリードしてデザインを変えていかないと 

 変わっていかないんだよね 」




Aちゃん 「 ・・・・・ 」




私 「 いつから しっかりかかったウェーブヘアは あまりお目にかからない

スタイルになってしまったんだろう? 」




Aちゃん 「 ・・・・・ 」




私 「 業界で みんなでやらないからだよね きっと。。」




Aちゃん 「 ・・・そうですね 」




私 「 何かに 面白みをもって 楽しくしないと ヤバいね 」




Aちゃん 「 ・・・ですね 」





私 「 人生は 楽しくないと ダメだよね? 」





Aちゃん 「 ダメです!(笑) 」





私 「 Aちゃんの周りの美容師の友達たちは楽しんでるの? 」




Aちゃん 「 ・・・・・ 楽しんでる? ・・・ですか・・・・・」




私 「 そう そう みんなどんな感じなのよ? 」





つづく